準備・・・

  諸々の雑事が とりあえず片付き ボチボチと “染” 準備に。
  先ずは お掃除をして 少しづつ気持ちを臨戦態勢に持って行く。
  ← “着物本図案” を描く為に 図案紙作り。
  模造紙を糊で貼り合わせ カットするだけなのだが、大きいので
  ケッコー面倒くさいというか、見た目よりは大変な作業・・・
  そんなこんなで 少しづつ 本業に戻りつつある 今日この頃。
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2013年02月09日 Posted by 染師 麗 at 07:51染関連 雑事

カビ

オレの着物を 可愛がってくれてる お客さんから “なんかシミみたいのがあるんだけど・・・” との事。
“では、拝見・・・ これ多分カビですよ。” という事で、カワイイ作品を預かってくる。

可能であれば、一度解いて “洗い張り” をするのがベストなんだけど、そうすると 解いて、洗い張りして、
カビのメンテナンスをして、湯熨しをして、再度仕立て直しをしなければならないので お金がケッコー掛かる。
今回は “状態” もそれ程ひどくはないので、ドライで丸洗いしてから カビのメンテナンスで済ます事に。

  一度、ドライにて着物を丸洗い。 乾燥の後・・・
  ← この着物は地色の部分が 濃い目の “鉄媒染” なので
  “鉄” の媒染剤を カビの部分に ドライヤーを当てながら
  筆で刺していく。    カビの部分は カビのバクテリア?が
  “金属分” を分解してしまってるのか、媒染してやったのと
  同じ金属分 で “再媒染” してやると、かなり良くなります。

 → 
上写真中央部の小さな点が “カビ”    それに ドライヤーを当てながら 鉄の媒染剤を刺すと
まだ、カビによるダメージも軽いので、ほとんどわからなくなります。  今回、このような部分が
30ヶ所ほどだったので 手作業でボチボチとやっていきましたが、もっとダメージが酷ければ 一度解いて
洗い張り~ の工程を踏んで、全体的に 鉄媒染をしなければならなかったと想います。

着物・帯等をお持ちの方は、この時期 一度出して、様子を見ながら風通ししてやると良いでしょう。
ダメージが軽ければ、直すのも それほど手が掛からず 安く上がりますよ。

※ 今回の場合は 天然染料なので、化学染料の場合は同じような色で “地直し” をします。


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2012年06月08日 Posted by 染師 麗 at 21:51染関連 雑事

絵羽の保管

毎日暑いですネェ・・・        まだ 7月中盤というのに 毎日30℃超え・・・   
このペースで行くと 12月になる頃には 70℃位になってしまうかも知れませんネェ・・・
    (つかみはOK???)


さて、ほぼ毎日 帯 を 水元 してるのですが、着物 の絵羽もの (仮縫い) も 2~3点づつ 風に当てて
“カビ対策” をしております。  (暑くて面倒くさいのですが、カワイイ作品ちゃんですので、頑張っております)

  ← ダンボール屋さんに作ってもらった “お弁当箱状” の箱。

  この箱の中に 風呂敷に包んで 2~3点 ストックしてあります。
  箱も そのまま重ねると 湿気を含みやすいと思われるので
  角材で空間を作って 出来るだけ空気が流れるようにしてます。 

絵羽ものを “風通し” してる間 箱&風呂敷を 日光に当てて、出来るだけ カラカラ に乾かしときます。
日中の3~4時間 風に当てて、3時頃までには仕舞います。  (夕方になると湿度が高くなるらしいので・・・)
これを 箱単位で 順繰りに ローテーション。

今年は例年になく 作品の面倒を 良く見てやってると思う。    (それだけヒマ???)
更に居心地が良くなって “お嫁” に行かなくなるかも・・・      困る・・・


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2011年07月15日 Posted by 染師 麗 at 21:49染関連 雑事

水元三昧

ここのところ毎日、手持ちの “帯” を順繰りに “水元” して “カビ対策” してます。

昨年までは たまに出して風に当てたり、カメラ用の防湿ケースに入れてみたりしてた のですが
手間は掛かりますが、水の中をくぐらせてやるのは “なんか調子良さげ~!” って感じです。

しばらく置いてあった帯は チョット湿気を含んで “クタ~ッ” とした感じになってますが
水元をしてやると “パリッ!” っとした感じになります。  なんか新品に戻ったような感じです。
手間が掛かるのさえ 億劫がらずにやったら  効果大  のようです。



さて、オレの場合は 天然染料メインでやってるので、化学染料の染めに比べ カビが出やすいようです。

  媒染 してあると 水分をはじくようになり 水の中に浸した時に
  なかなか水が浸みていきませんが、写真で指差してる部分の様に
  水が直ぐに浸みていく部分は カビ にやられてるようです。

  (見た目で分からなくても放って置くと この部分がカビにやられて
   色が変色していくようです・・・  多分ですが)

手間が少々掛かりますが、今まで試してきた “カビ対策” の中では 一番効果がありそうです。
仕立てしてある帯では こうは行きませんが、仕立て前なら 試してみるだけの価値は有ると思います。

これに伴い、今迄は作品を上げてから 展示前、人に見せる前に “湯のし” に入れていたのですが
(師匠のところでそういう工程だったので なんとなくそういうものだと思ってやっていた)
これからは 売れてから 仕立てに入れる前に もう一度水元をしてから、湯のしに入れようと思う。


暑くて ドタマ(頭)が動かないので、水元三昧、雑用三昧、バイト三昧の 仙人様であった・・・
秋の展示会に向けての 作品の図案を練らなければ いけないのに・・・    まぁ、いいか・・・


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2011年07月14日 Posted by 染師 麗 at 08:43染関連 雑事

カビ対策・・・

  暑くなってきましたネェ・・・    ジジィには応える・・・
  化学染料 で染めた生地でも “カビ” が、出てしまったりするこの時期
  天然染料 で染めてる (化学染料も使ってますが) オレのところの
  “可愛い作品ちゃん達” は、気を抜くと カビが出てしまったりします。
  毎年 帯 は写真下のように 間隔を開けて 積み重ねて 扇風機で風を送り
  湿気を抜くようにしてましたが、今年は “水元” をローテーションでしながら
  “カビ対策” をしてみようと思っております。

何が (染料・媒染剤・他) カビに弱いのか、はたまた強いのか まるで分かりません・・・
同じ 染料・媒染剤の組み合わせでも カビが出てしまうもの、全然出ないものがあり 未だに???です。
感じとしては 染料では 蘇芳 ・ ヘマチン、 媒染剤では アルミ が弱いようです。

カビが出てしまったら その部分は カビのバクテリア? で 媒染剤が抜けてしまっているようなので
染めた時と同じ 媒染剤 を掛けてやると 色が戻る事が多いです。
状態が 軽い時には 水元 をしてから 蒸し をしてやると 戻る事もあります。    (参考に

暑い間は 雑用・充電  それから バイト三昧 で過ごすしかない 暑い暑い 仙人様の仕事場であった・・・


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2011年07月04日 Posted by 染師 麗 at 21:51染関連 雑事