岩転狂仙人　　　　染師　麗

地色の染　ヘマチンに続き、クロムにて媒染しました。　その後　蝋取り・蒸し・水元。

　　桜部分　蝋起こしで地色が被った感じで
　　白く抜けていたところへ　化学染料ピンク濃淡で
　　ボカシというか垂らし込み。　　　蝋気が残って
　　いるので、染料に浸透剤を混ぜて使います。
　　乾いたらシベ部に淡いグリーンを刺して終了。
　　　　　 　おつかしたっ！
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　　月の彩色部分が乾いたら、その部分を
　　白蝋にて　調子　で置きます。
　　蝋を置く部分が広いので　どうしても
　　←　の様に　重なった部分が出来てしまいます。
　　勿論　これも想定内です。

　　で、ドライヤーにて、この部分を　あぶって
　　溶かしてやります。　　下にマイクロワックスで
　　白付けした部分がありますが、マイクロワックスは
　　そんなに簡単には溶けないので大丈夫です。
　　（月の周囲もなだらかになるようあぶります）

　　その後、ヘマチンにて　引き染。

　　月の周りの部分が　“紫”　になってますが、
　　これは彩色の際の　アルミに反応してるのです。

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しばしの御無沙汰で、仕事はボチボチと進んではいるのですが記事アップが・・・

　　漢詩の部分を表裏　白付け　してから
　　桜花部分を白蝋にて　起こし　をしたのですが
　　その際　張りっぱなしでやるとイマイチ綺麗に
　　蝋が置けないので、伸子張りして作業してたら
　　←　案の定　蝋にヒビが入ってしまった。

　　一応　想定はしていたので　引き染　を
　　する前に　張ってから、白蝋にてヒビ部分の
　　手直しをやっておく。　　今までやった事が無い
　　方法ですが、何もやらないよりは良いでしょう。
　　何もしなければバッチリとヒビの部分に線が
　　入ってしまうので・・・
　　その後　お月様部分を　無線彩色。
　　周りがボケるよう　水で軽くボカシてやります。
　　月部分の染料は　渋木+槐　のアルミ媒染。

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惜しくも他界されてしまった　“リリィさん”　の追悼ライブに行って参りました。



沢山の方々に愛されてた事を物語るように　ミュージシャン・役者・業界関係の方々
いっぱい来ていました。　　　流石ですねぇ。　　　でも、残念・・・
心よりご冥福をお祈りいたします。　　リリィさん　どうもありがとうございました！


相方の洋士さん　これからソロで頑張ってゆくようで、安心しました。
今年も例年のように　5月4日　カヤシマでライブを行う予定です。
皆さん　是非是非　お出掛け下さい！　　お待ちしてます！

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　　進まず・・・　　　蝋置きには入ったのですが・・・
　　白付け　を表裏両面やってるので、時間ばかりが
　　進んで　仕事がはかどっている気がしない・・・
　　明日は　リリィさんの追悼ライブであります。

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