蝋調子

蝋調子  大きな蝋の粒を 削り取ったら 竹部分に
  白蝋を “調子” で置いていきます。
  ← これ位の 細かい蝋の粒なら 蝋筆を
  押し付けるような感じで 溶かしていきます。
  普通に蝋を置いて行ったら、このポチポチとした
  蝋の感じが 微妙に影響してきます。
蝋調子  蝋筆を良く温めて “ジワ~ッ” といった感じで
  少し時間を掛けて 生地に筆を押し付けて
  蝋の粒粒を溶かしながら 蝋を置いていきます。
  撒き蝋をする段階で マスキングをして 蝋の粒が
  飛んでいなければ、スタコラサッサと蝋を置いて
  行けたのですが、イロイロ工程を考えて こちらの
方法を選びました。   自分的には 今回の方法の方が、良い結果を出せたと思います。

蝋調子  さて、大きな蝋の粒は削ったつもりでしたが
  良く削れていなかった部分なのか 生地裏に
  ← こんな感じで (写真中央) 影響が残りました。
  生地表は シッカリ溶けているのですが、生地裏は
  筆で押し付けられないので、イマイチ溶けきれて
  いなかったのでしょう。
まぁ、生地裏だし それ程の影響は無いと思うので、このまま仕事を続行。

      染師 麗  INDEX へ


同じカテゴリー(仕業中)の記事画像
出来上がり
地色の難
終了
地染 ボカシ 2
地染 ボカシ 1
白付け
同じカテゴリー(仕業中)の記事
 出来上がり (2022-12-29 09:12)
 地色の難 (2022-12-14 21:21)
 終了 (2022-12-06 09:45)
 地染 ボカシ 2 (2022-12-03 09:58)
 地染 ボカシ 1 (2022-12-01 21:42)
 白付け (2022-12-01 08:26)

2014年03月24日 Posted by染師 麗 at 23:22 │仕業中


削除
蝋調子