事後報告
日々に追われて、しばらく御無沙汰でした。
その間 既に 蝋取り・蒸しまで上がりました。
今回の仕事は、ドライから帰って来てから再度
浅葱色(淡いブルー)を〝めひき” する予定。
最終的な上がりの地色は 〝紫味を帯びた紺”
を予定しているので、今回の 仮地色の段階で
少し〝赤味” を強めに出しといてやらないと、めひきの色に負けてしまうと思われるので
蘇芳+ヘマチンに 化学染料の赤を混ぜた染料を引いて、クロムで媒染してやります。
→
白蝋仕事 の記事の時には毎回述べていると思いますが、染料を引き終わった直後は
左写真の様に 蝋の上の染料が弾かれて 粒々状態になっています。
このままにしておくと 最終的にこの 粒々の感じ で染め上がってしまうので、蝋の上の
染料を刷毛で円を描くように、刷り込むように しばらくの間、面倒をみてやります。
その時の気温・湿度にもよりますが、10~20分程面倒をみているうちに 蝋の上の染料が
落ち着いて 右写真の様になります。 この ひと手間 が〝上がり” に影響しますので
白蝋仕事をする際は 御注意下さい。
染師 麗 INDEX へ
その間 既に 蝋取り・蒸しまで上がりました。
今回の仕事は、ドライから帰って来てから再度
浅葱色(淡いブルー)を〝めひき” する予定。
最終的な上がりの地色は 〝紫味を帯びた紺”
を予定しているので、今回の 仮地色の段階で
少し〝赤味” を強めに出しといてやらないと、めひきの色に負けてしまうと思われるので
蘇芳+ヘマチンに 化学染料の赤を混ぜた染料を引いて、クロムで媒染してやります。
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白蝋仕事 の記事の時には毎回述べていると思いますが、染料を引き終わった直後は
左写真の様に 蝋の上の染料が弾かれて 粒々状態になっています。
このままにしておくと 最終的にこの 粒々の感じ で染め上がってしまうので、蝋の上の
染料を刷毛で円を描くように、刷り込むように しばらくの間、面倒をみてやります。
その時の気温・湿度にもよりますが、10~20分程面倒をみているうちに 蝋の上の染料が
落ち着いて 右写真の様になります。 この ひと手間 が〝上がり” に影響しますので
白蝋仕事をする際は 御注意下さい。
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