岩転狂仙人　　　　染師　麗

いよいよ明日で　ＣＡＰＡＲＩＳＯＮ　での展示会は　お・し・ま・い！

本日　お越し頂いた、　　荻原先生、朋友・工藤ちゃん、“たまりば”　から　海みのりさん（記事・ＣＤありがと）、
カパリスンの御客様、今日は沢山のフリーの方々、　　　　　どうも　ありがとうございました！


いい加減　記事ネタが尽きてきたような・・・
で、本日も昨日に続いて　こんなとこも観てネ　といった事などを・・・


　　←　この着物は　乱反射　という題で、プリズムで分光された光のイメージ。
　　

良く観てもらえると、染め分けた部分の上から　更に　↑　写真の様に蝋を線状に重なるように置いてから
掛色を掛けて、蝶の羽のような感じを出してるんだ。



　　←　この着物は　心経　という題で　般若心経を篆書に起こして。
　　

遠くから見ると　縞模様。　　　近くで観ると　般若心経。　　　そんな感じで。
質問してくれる方の大方は　“こげ茶地の上に金茶の文字を書いてるの？”　と聞かれるのですが、
“染”　というのは　淡い色から濃い色にしか染められないので、文字の色（金茶地）に染めてから
文字の部分をゴムのりで伏せて防染してから　こげ茶地にしてるんだ。

　　その着物の前にある帯は　曼荼羅

　　三十三間堂にある千体の千手観音を
　　モチーフにして　友禅＆蝋ケツ染
　　皆　違った顔をしてるという事なので
　　顔・錫をそれぞれ変えて。
　　なかなか気合の入った作品と自画自賛。


もう明日のみの展示ですが、御来場頂いたら　こんなとこも観てネ！

access はブログ仲間の kiyo さんが要領良く案内してくれてますので　こちらから
（または上段　ＣＡＰＡＲＩＳＯＮ　地図から）



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