ゴム糸目
仮絵羽で “剣先” などの厄介な部分の下絵をつけて
← 再度 元の生地に戻すと こんな感じのパーツから成ってます。
左側の生地幅の半分の部分が、オクミ(上前・下前)、襟(本・掛け)
全幅生地手前が 身頃(上前・下前)、奥が 袖(左右)
さて今回は これらを縫って 元の生地の状態にする(染める状態)前に、糸目を引いてしまう事に。
← 今回は “色ゴムのり” を使って 糸目に色を付ける。
オレが師匠の下に入った頃は 染料屋さんに売ってたんだけど
現在では売ってないので、染料を濃い目に溶いて 白ゴムのりと
混ぜて創ってるんだ。 (今回はこの茶色のゴムのりを使用)
← セロハンでコーンを作って、その中にゴムのりを入れて
下に見える金属性の “先金” を付けて 準備OK!
他所の工房では、この先金をつけないで セロハンのみで
仕事をやるところもあるようです。 (イロイロです)
上で準備をした筒を使って、下絵をつけた生地に
“糸目” を引いてくんだ。
糸目を引いて
“彩色” すると言う事は、そうです!
“友禅” を先ずはやっつけるんですね。
糸目を引き終えるまで 少々時間が掛かりそうだ。 泣き事言ってないで がんばろっと!
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