掛色&垂らし込み
さて、着物の地色は 如何に・・・ と、不安半分・期待半分で仕事場に・・・
“おっ! なかなか いいジャン!” と一安心。
てなわけで、最後の大仕事へ オンボロ・キャデラック 火を噴きながらラストスパート。
← またしても ドライヤーであぶる。
今回は 全体的に かなり蝋を溶かしてやって
最後の 掛色 の “垂らし込み” へ。
最初のベースの地色、
地色の掛色、今回の
蝋の掛色の垂らし込みの前と 三回に渡り
ドライヤーであぶってやった。
← そして “垂らし込み” をやる前に
“影” となる部分を
堰出し
今回は、前回
帯で試した時 より
影の色を 淡く してやるつもり。
この間、どんな感じで垂らし込んでやるか
頭の中でシュミレーションしながら・・・
イメージトレーニング?も終わり、垂らし込む染料を創ったら “浸透剤” を染料に混ぜる。
(浸透剤って言うのは、水分をハジクような時に入れてやると良く染み込む助剤なんだ)
↑ 先ずは大雑把に 垂らし込む染料を 蝋の上に乗せていく。
紙 や 生地 の上に 直接仕事をするのとは違い 染み込み方がユックリなので 割と楽チン。
↑ 後は、調子を整えながら 全体の様子を見る。
← 合口を合わせながら もう片側も やっつける。
生地を並べて 仕事が出来れば いいんだけど
狭い 仙人の仕事場 では無理なので
こんな感じで チェック しながら仕事を進める。
生地が並んでいれば 確認は楽なんだけど
裏側からの確認で 頭から火が噴きそうになってる。
まだ完全には乾いてないけど ↓ 大体こんな感じで終了。
後は
蒸し・ドライ・水元 をしてから、最後の様子を見るつもり。
やるべき事は一通り終ったので、なんか気が抜けてしまい
ボロボロ っちゅう感じ・・・
BLOG INDEX へ
関連記事