下絵の練習 1
“廃人暮らし” が続き、このままズルズルと “立ち枯れ” てしまうのでは???
そんな一抹の不安が脳裏をよぎる・・・
ボチボチと “オンボロ・キャデラック” のエンジンを かけて動かしてやんなきゃ!
<下絵の練習>
オレの系列 (師匠・そのまた師匠・・・) では、入門すると
“下絵の練習” というのをやるんだ。
師匠や先輩の練習した画をもらって それを写しながら練習して
それをまた 後輩や弟子に繋げていくんだ。
ただ 半紙に描かれた 線描の画なんだけど・・・
この “下絵の練習” っていうのは 野球やサッカーの選手が練習に入る前に “ランニング” をするような
基本の前段階の基礎体力的なもんなんだ。

上の2枚の写真を比べると たいていの人は 左の細かく描かれた画の方が難しいというんだけど
実は右の画の方が “腕” がシッカリしてないとキッチリ描けず 遥かに難しいんだ。
(たぶん自分で絵を描く人なら分かると思うんだけど・・・)
無機質な感情の無いような一定の太さの長い線・・・ ホント難しい。
さて、オレが御世話になっていた師匠の工房では 入門して2~3日はこの下絵の練習をしたり、
先輩の仕事を見たり、掃除をしたりしながら 少しづつ簡単な事から仕事に入っていくんだ。
入門したての頃は 特に出来る仕事も無いので ヒマな時間は この下絵の練習がタップリと出来るんだ。
そのうち段々と仕事が出来るようになってくると、この下絵の練習は仕事の時間の外で
(仕事の始まる前や仕事が終ってから、昼休みとか休みの日・・・) やらなければならなくなるので
仕事が出来るようになってくると “下絵の練習” からは遠ざかってくるんだ。
← これは、オレの 自慢 ??? (タップリヤッタジェ)
独立してからも 行き詰ったりしたような時に この下絵の練習を
2~3日すると なんとなく気持ちが落ち着いてくる。
“心の拠り所” って感じかな・・・
でも、走り込んで基礎体力がバッチリの選手でも 必ず良い成績が出せるってわけじゃないから
この “下絵の練習” を沢山やったからって エ・ラ・イ! って訳じゃない無いけどネ。
次回に続く・・・ チャンチャン!
染師 麗 INDEXへ
そんな一抹の不安が脳裏をよぎる・・・
ボチボチと “オンボロ・キャデラック” のエンジンを かけて動かしてやんなきゃ!
<下絵の練習>
“下絵の練習” というのをやるんだ。
師匠や先輩の練習した画をもらって それを写しながら練習して
それをまた 後輩や弟子に繋げていくんだ。
ただ 半紙に描かれた 線描の画なんだけど・・・
この “下絵の練習” っていうのは 野球やサッカーの選手が練習に入る前に “ランニング” をするような
基本の前段階の基礎体力的なもんなんだ。
上の2枚の写真を比べると たいていの人は 左の細かく描かれた画の方が難しいというんだけど
実は右の画の方が “腕” がシッカリしてないとキッチリ描けず 遥かに難しいんだ。
(たぶん自分で絵を描く人なら分かると思うんだけど・・・)
無機質な感情の無いような一定の太さの長い線・・・ ホント難しい。
さて、オレが御世話になっていた師匠の工房では 入門して2~3日はこの下絵の練習をしたり、
先輩の仕事を見たり、掃除をしたりしながら 少しづつ簡単な事から仕事に入っていくんだ。
入門したての頃は 特に出来る仕事も無いので ヒマな時間は この下絵の練習がタップリと出来るんだ。
そのうち段々と仕事が出来るようになってくると、この下絵の練習は仕事の時間の外で
(仕事の始まる前や仕事が終ってから、昼休みとか休みの日・・・) やらなければならなくなるので
仕事が出来るようになってくると “下絵の練習” からは遠ざかってくるんだ。
独立してからも 行き詰ったりしたような時に この下絵の練習を
2~3日すると なんとなく気持ちが落ち着いてくる。
“心の拠り所” って感じかな・・・
でも、走り込んで基礎体力がバッチリの選手でも 必ず良い成績が出せるってわけじゃないから
この “下絵の練習” を沢山やったからって エ・ラ・イ! って訳じゃない無いけどネ。
次回に続く・・・ チャンチャン!
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